受験勉強は、とにかく量!
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ランチェスターの法則を受験勉強に応用すると、こんな式になります。
攻略とは「あるジャンルのあるレベルの問題を解く力をマスターすること」、と考えてください。
勉強量とは、「そのジャンルのそのレベルの問題に挑戦した時間」ですね。
この式の意味するところは、また次に考えますが、今覚えておいて欲しいことは、勉強量が足りないということが、即、不合格につながるということです。
効率が良ければ、勉強量は少なくてもいいというのは、単なる甘えか言い訳です。
そんな寝言を言っている一方で、超進学校などでは、普通の進学校が休みの時にも特別授業を行い、さらにトップクラスの生徒には、とんでもない量の勉強を課しています。
毎日5時間の勉強で、要領よく合格?
また受験は要領!とか言いつつ、数学の勉強には2000時間あれば充分…なんて書いてある本もあります。
が、これ400日で割っても一日5時間なんですね。
二年丸々かけたとしても、一日平均3時間以上の勉強が必要なんですよ。
東大に合格するために、効率よくやってこれなんですから、これ以上やんないと話になりません。
体調が悪いとき以外は、とにかく勉強量は減らさないこと! これは絶対です。
ランチェスター戦略による、受験攻略のヒント
- 勉強する内容を細かく分けて、わからないところ・身に付いていないところを発見しよう!.
- 点数の取りやすい科目を選ぼう!
- 得意科目を極めよう。得意ジャンルを極めよう!
- 努力の小出しは、全部ムダ。
- 狭い範囲を、満点になるまで徹底的に繰り返そう!
- 勉強時間を長くせよ。
- 攻略すべき対象は、入試問題。つねに過去問に取り組むようにしよう!
- 分厚い問題集で立ち往生するより、薄っぺらい本や読みやすい本を繰り返しやろう!
- わからなくなったら、躊躇(ちゅうちょ) せずに、わかっていたところまで戻ろう。
- 定理や原則の不理解がないか、確かめよう!
- 受験生には時間がない、よいと思った解法や本は、すぐに身につけよう。