フェイズ2の英語勉強法

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フェイズ2での英語と数学の勉強は、問題集を中心にやります。

 

フェイズ2では、他の科目の記憶作業がたくさんありますから、英語や数学も何かを新たに記憶するというのでは、記憶の干渉が起こってしまいます。

 

ですから、これまでに覚えた知識を使うことを中心にやるべきです。

 

言ってみれば、書庫に揃えた本やツールを取り出して使う訓練です。

 

たとえば英語に関しての、大まかな流れはこういうイメージです。

 

英語の試験は、リーディングとライティングと語法問題(+リスニング)しかありません。

 

ですからフェイズ1ではまず、英文というものがどういうモノでどういう構造をしているかを覚えて頂きました。

 

200~300 ほど英文を丸覚えして、それで頭の中に英文のデータベースを作り、モノを考えるベースを作るというのがフェイズ1の作業でした。

 

語彙は『合格英単語600』や『シス単』の語彙を知っているかどうかをチェックし、知らない語彙はその場で覚えるというのが、フェイズ1の概要でした。

 

ですからメインの学習作業は、記憶作業だったわけです。

 

 

 

覚えた知識を忘れないよう、とにかく使う!

フェイズ2では、フェイズ1で覚えた英文や語句を使ったり、より深く理解するという作業をすることになります。

 

覚えた英文の文法構造を理解し、新たな英文を読むとか簡単な英作文に応用するとか、そういう作業をすることによって、覚えた英文や語彙を頭に定着させるのです。

 

お薦めは、桐原書店の頻出英語整序問題850 ですが、他のセンター試験対策問題集でもいいでしょう。

 

また、短めの英文(2~3パラグラフ)の英文和訳問題集をくり返しやるのもいいでしょう。

 

超長文を読むとか、日本語特有の表現を、日本語の核文に分解し(和文和訳)、それを英語の核文に翻訳し、それを答案用の英文にまとめると言うトレーニングは、フェイズ3以降でも十分間に合いますから、とにかく今はフェイズ1で覚えた知識を確実にし、簡単な文章はすぐに意味が取れるという状態にしてください。

 

ヘンな話、それだけでもかなりの実力になっているはずです。

 

難関大学の英語を攻略するのは無理としても、センターレベルよりちょっと下くらいの文章なら、簡単に読めるでしょう。

 

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