フェイズ1の勉強法とは?
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フェイズ1は、受験勉強バウムクーヘンの一番内側の輪っかを作るフェイズだというのは、わかりましたか?
「ふぁ~い、わかりますた~。
でも、何をやっていいのか、よくわかりませ~ん」それは当然ですね。
じゃ、具体的に何をやればいいのか、教えてあげましょう。
受験の鍵になるのは英語だから、英語について教えてあげるね。
「よろすくお願いしま~す」フェイズ1では、最初に熟語を覚えてください。
合格英熟語300をやってください。
これです。
合格英熟語300―東大合格者も、これだけしか覚えていなかった (ゴマブックス)この本に載っている例文を、全部覚えてください。
でもって、全部書けるようにしてください。
これができたら、英語のフェイズ1の勉強は、半分完成したようなものです。
100文ずつでも、とにかくまず覚えてください。
で、自由にいつでも書けるようにしてください。
「熟語でふかあ~?
でも何で熟語なんでふか~?
」この本に載っている英文を300コ覚えると、英文が少し読めるようになるからです。
そうしたら、辞書を引く回数がだいぶ減ります。
ミキちゃんは、教科書を1ページ訳すのに20回くらい辞書を引くんでしょ?
それがたぶん半分になります。
「本当れすかぁ~?
」本当ですよ。
東大合格者が、合格後まで覚えていた英単語
実際センセーは、この合格英熟語300+αと、合格英単語600+αくらいしか覚えてないけど、高校の教科書やセンター英語くらいなら、辞書をほとんど使わなくても読めますから。
センセーは、最初も話したとおり、農学部卒で英語は専門じゃないです。
だから、難しい英単語なんか全然知りません。
せいぜい、irrigation(イリゲーション)とかparasite(パラサイト)くらいです。
「イリゲーションって何?
」灌漑(かんがい)のことです。
農地に水をひくことですね。
ちなみに、パラサイトというのは寄生のことで、害虫駆除のために寄生バチを天敵として使ったりするんですね。
こういう農業関係の専門用語は多少知っていますが、システム英単語とかターゲット1900でも、覚えていない単語や知らない単語が三分の一以上あります。
admirとadmireの区別も、未だに怪しいですが、それでも、読めるんです。
なぜかというと、この合格英熟語300+αと、合格英単語600+αという語彙力が、合格バウムクーヘンの一番内側の最小単位だからです。
あとは語法知識がちょっとあって、文章構成のパターンを知っていれば、入試英語は、そんなにむずかしいわけではありません。
この合格英熟語・英単語セットはウソかホントか、「東大合格者が、合格後まで覚えていた英単語・英熟語」なんですね。
何年も受験勉強していたはずの東大生が覚えていた語彙ですから、受験勉強に必要な語彙というのは、このセットで十分なわけです。
逆に言うと、最低これだけの語彙力がなければ、受験勉強に支障がでるということです。
もちろんこれだけで、英文が読めるようになるわけではありませんが、このセットをしっかり覚えると受験勉強が格段にスムーズに行くようになります。
少なくとも、問題を解くために辞書を十回も二十回もひくような時間の無駄は、なくなります