偏差値は、大学受験には関係ない

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勉強の目安として、センター試験の過去問で80点以上、コンスタントに取れるようになれば、その科目は2次試験対策に移ってもイイでしょう。

 

逆に60点未満なら、基本に戻って勉強し直しです。

 

「ふふーん、でもいいもんね~。

 

だってあたし、こないだの高2全国統一模試で偏差値60、ヨユウで超えてたし~」模試の偏差値なんか、関係ありません。

 

センターの過去問か、実践問題でとれる点数が、重要です。

 

偏差値は、忘れてください!「え~なんで~?
 だって高校受験の時は、偏差値偏差値って、耳タコだったよ!」偏差値は、受験生には、関係ありません! 関係あるのは、点数だけです!「なんで~?
 偏差値が良ければ、大学に受かるんじゃないの~?
」それは結果であって、原因ではありません。

 

東大・京大などに合格する人は、点数が取れるから、結果的に偏差値が良くなるだけです。

 

「おんなじことじゃん。

 

点数が良ければ、偏差値が良くなって、偏差値が良ければ、合格できるんじゃないの?
」ちがいます! 大学入試は、点数だけです! 偏差値は、センター試験でボーダー得点を計算する時くらいしか、意味がありません。

 

「ええー! なんで・なんで~?
! だいたい偏差値ってなに~?


偏差値の計算方法

偏差値って言うのは、進路指導をする側(たとえば高校教師や塾・予備校の先生)の参考にするポイントであって、大学受験の合否には全然関係ありません。

 

偏差値というのは、同じ試験を受けた人の点数を、平均点を中心に順番に並べていって、ポイントを付けたものです。

 

偏差値の計算方法大まかな考え方を、説明しましょう。

 

まず平均点を中心に考えて、平均点前後の人に50ポイントをつけます。

 

そしてその次に、平均点を中心に全体の60%の点を並べたとき、それより上にいる人(つまり成績上位20%)には10ポイントプラスして偏差値は60、下にいる人には10ポイントをマイナスして偏差値は40...って考えてください。

 

さらに平均点を中心に全体の90%の点を並べたとき、それより上にいる人(つまり上位5%)にはさらに10ポイントプラスします。

 

つまり偏差値は70ってことになります。

 

ついでに平均点を中心に全体の97%の点を並べたとき、それ以上の人(つまり上位1.5%)には、さらに10ポイントプラス。

 

偏差値80ですね。

 

偏差値90になるともう、上位0.15%なんですが、満点以上の点数は取れませんから、よほど問題が難しくない限り、普通は90なんてポイントはつきません。

 

偏差値の仕組み、だいたい理解できましたか?
「ふーん、要するに偏差値って言うのは、平均点を中心として、ポイントを付けてるだけって事?
」そういうことですね。

 

それ以上の意味はありません。

 


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