フェイズ1の勉強法
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受験は、局面によってやる事が違います。
入試本番にやることと、入試半年前にやる事は、当然違いますよね。
なので私はこれを6つのフェイズに分けて、どういう順番でやれば
一番効率的になるか、考えました。
それがフェイズ学習法と言うものです。
フェイズ内容 | 目的・達成目標 | |
フェイズ0 | 学校などで基本的なことを教わるフェイズ | 知識の導入 |
フェイズ1 | 勉強に必要な『基礎学力』を構築するフェイズ | 受験勉強のための準備 |
フェイズ2 | センター試験対策フェイズ | センター過去問で65%以上 |
フェイズ3 | 2次試験対策・基礎学力を構築するフェイズ | 必答問題完答 |
フェイズ4 | 発展問題を解く学力を構築するフェイズ・ヨコの学習 | 応用問題 |
フェイズ5 | センター試験直前フェイズ | センター試験で80%以上 |
フェイズ6 | 試験直前の準備フェイズ | 総復習と体調管理 |
フェイズ1で何をすべきか
★フェイズ1の参考書・問題集はこちら→フェイズ1の参考書フェイズ1は、受験勉強を始めるための下準備をするフェイズです。
受験勉強を効率的に進めるには、それ相応の準備がいります。
なのでまず受験英語に必要な、基礎学力を習得します。
まず最初は、語彙力です。
そのために『合格英熟語300』(ごま書房)の英文の丸覚えをします。
この本に載っている英文と和文を書き出したファイルを作って、覚えてください。
英文ファイルを見て、和文を言ってみる。
そして次は、和文ファイルを見て、それに対応する英文を言ってみる。
これを何度も繰り返します。
言えるようになったら、たまに紙の上に書き出してみます。
少なくとも100番まで、しっかり (和文)→(英文) ができるまで、これに集中してください。
他はやらなくても良いくらいです。
毎日10文ずつ覚える…というやり方では、まず覚えられません。
覚えた尻から忘れていきます。
だからとにかく100番まで覚えられるところまで一気に覚えて、翌日またチェック。
覚え残しを覚え直して、また翌日チェック。
そんな感じで一気にやりましょう。
エリア戦略で、まず英熟語を300覚えろ!
戦略してよく知られたモノに、『ランチェスター戦略』があります。
詳しくはまた後で紹介しますが、その中に「エリア戦略」と言うのがあります。
限られたエリアに全てのリソース(資源)を注ぎ込んで、そのエリアを攻略するのがエリア戦略で、とにかく全精力を注ぎ込んで、まず100文覚えてください。
そうしてとにかく300文まで一通り覚えたら、次は、『合格英単語600』や『システム英単語』で英単語を覚えます。
フェイズ1ではとにかく、合格英熟語300まるおぼえと、合格英単語600の単語を覚えることに全力を挙げてください。
でないと入試問題集に当たっても、辞書を散々引かなければならなくなって、無駄な時間を使うことになってしまいます。
次は、フェイズ1英語の勉強法