センター試験が、合否の鍵!
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動機をハッキリさせたところで、話を元に戻しましょう。
大学に合格するためには、その大学の入学試験で合格点を取ることが必要ですね。
その入学試験で何点取ればいいのかは、すぐに調べてください。
「ふあ~い」いいですか?
わからないことがあったら、すぐに調べてください。
すぐに調べられないこと、たとえば家にある辞書やインターネットでは調べられないようなことだったら、手帳にでもメモして2~3日中に調べておいてください。
これをクセにしてください。
わからないことは、すぐに解決する。
最悪でもメモしておく。
これは、勉強でも仕事でも、非常に大事なことです。
じゃあ、ミキちゃんは今、その入試試験で、何点取れますか?
「ええっ?
そんなの、わかるわけないじゃん。
だってまだ習ってないとこもいっぱいあるし...」でも、センター試験なら、もう全部習った科目がいくつもあるでしょ?
数学1とか数学Aとか、理科なんかも1のみだから。
「でもセンター試験は、本試験じゃないじゃん」何を言ってるんですか。
センター試験も本試験ですよ。
本試験の第一ラウンドです。
これに失敗したら、2次試験で相当がんばらないと、合格なんかないですよ。
センター試験を甘く見てはいけません
東大合格者ランキング20年以上NO1のK高校の進路指導者だって、『2006年はセンターの問題が易しかったから、他校の受験生と差が付かずに、東大合格者数が減った』なんて話したと雑誌のに、載ってます。
「へぇー、そ~なんだ~」2007年は逆に、センターが難化したせいもあってか、K高校は大幅に東大合格者数を伸ばして、ついでに慶應大学の合格者出身校ランキングでも20年ぶりにトップを取りました。
東大のように、センター試験での得点の配点比率が低い大学でも、センターの点数というのは合否に大きく影響するんです。
だから、センター試験を甘く見てはいけません。
センター試験で予定の点数がちゃんと取れなきゃ、国公立大学は受からないんです。
これを肝に銘じて、とにかくセンター試験の過去問や実践問題集で、何点取れるか確かめてください。
「ふーん。
で、何点取れればいいの?
」センター試験の問題を制限時間内でやって、80点以上取れたら、合格です。
それ以下なら、まずセンターの問題で80点以上取れることをゴールに定めて、そのための勉強に打ち込む必要があります。
「80点?
それって難しいの?
カンタンなの?
」東大を受験するなら、全科目平均して100点満点で85点くらい必要です。
これは、持ち点に換算して、85%と言う意味ですよ。
「持ち点?
」たとえば、センター英語は200点満点を50点満点に換算します、とか、数学1は100点満点を20点満点にして持ち点にします、とか。
大学や学部によって、換算点は違うから、これは調べておいてね。
それで、85%以上の点数が取れるなら、東大を受けても良し!ってこと。
「それ以下だったら?
」それ以下だったら、2次試験で50点くらい他の受験生より点数を取らないといけなくなるから、どうしても受験したい場合以外は、志望校を変えるのが一番だね。